和室続間のリフォーム
以前に水回りのリフォーム工事をいただいたお客様から、和室の続間のリフォームを依頼されました。
6帖二間の和室続間に、廻り縁と言う間取り。
お客様の希望は、居間として使用している和室を縁側と一体にして8帖の部屋にすること。
とにかく寒いので、寒くないようにして欲しいとの事でした。
外部・内部とも、ほとんど建具だけで間仕切られて居ました。シングルガラスのアルミ建具と木製建具の欄間だったので、寒い筈です。
今回は樹脂+アルミの断熱サッシにペアガラス。新しく壁を設けて、断熱材を充填するとともに、耐震性もアップしました。
床も一旦撤去して、根太の間に断熱材を充填。縁側の床の高さを、和室の床の高さにそろえて、バリアフリーとしました。
before
after
内部の壁はジュラク塗。縁側の床は、杉の無垢板に蜜蝋ワックスを塗り仕上げました。
外壁は漆喰塗です。
狭くて急なアプローチも勾配を緩くして乗用車が庭まで入れるようにしたと共に、庭から玄関ポーチまでもスロープで繋げて、玄関内部まで段差無しで行けるようにしました。
お盆前に、何とか完成させることが出来ました。
今度は冬の住み心地がどう変わったか、楽しみです。