動きたくなる家と健康
17日に雲南市役所で開催されたセミナー「動きたくなる家と健康」に参加しました。
当日の参加者は、市内の建築業者、訪問看護などの健康関係者、市役所の建築担当者・保健福祉担当者などでした。
最初に「動きたくなる家と健康」と題し、慶応義塾大学スポーツ医学研究センターの小熊祐子氏の講演がありました。
身体活動(生活活動・運動・座位行動)の効果について説明があり、身体活動不足が健康リスクの要因になるとのお話がありました。
また、断熱改修による室温改善は、身体活動の増加や住宅内での転倒を抑制する効果があるとの調査結果の説明がありました。
第2部は、島根県建築士会会長の坪倉菜水氏から「住み続けられるいえを提案する」と題し、講演がありました。
住宅の断熱改修について、費用対効果や部分断熱の考え方などを事例を交えながら説明頂きました。
第3部はワークショップ形式で、各テーブルで参加者同士が講演を聞いた感想や健康で快適な家づくりを普及していくためにはどうしたらよいか意見を出し合いました。
参加者がいろいろな分野からでしたので、ワークショップも皆さん熱心に意見を出しておられました。
とても勉強になりました。