木の神様

皆さんお盆休みはいかがお過ごしだったでしょうか。
私は嫁さんの実家に行ったり、
お墓参りをしたりの
割とのんびりしたお盆休みでしたが、
子供のためにと、1日だけ遠出をしました。

 
材木屋さんから、

「木の神様をご存知か?」

と聞かれ、初耳だった私は、

木の神様が和歌山県に祀られているということで

足を伸ばしました。

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伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)と言って、

和歌山県和歌山市にある神社です。

祀られている神様は五十猛命(いたけるのみこと)で
スサノウの尊が父神様だそうです。
木の神様の由来がホームページに載っていました。

 

「五十猛命は 父神素戔鳴尊(スサノオノミコト)と共に木種を持って高天原から韓地(カラクニ)に天降りますが、その地には植えずに大八洲国(オオヤシマグニ=日本)に渡り、父神の命を受けて日本中に木を植て廻り、最後に紀伊国に鎮まったとも記されています。
私達の生活には樹木は必要不可欠なものですが、その木を植えて廻ったのが五十猛命という神様で、紀伊国にお鎮まりであると日本書紀では記しています。そしてこのことから五十猛命は「木の神」と呼ばれるようになったのです。またこの功績により「有功之神(いさおしのかみ)」とも呼ばれると書紀には記されています。五十猛命が単に木の神だけではなく、農林殖産業全ての神として信仰されるのはこのためです。
和歌山県は明治以前は 「紀伊国」 と呼ばれておりましたが、更に昔は「木国」でした。木の神様がいらっしゃる国という意味です。奈良時代になり、国の名前は雅字2文字を用いてつけよと勅令が出され、「紀伊国」と改められたということです。このことから「紀伊国祖神(きいのくにのおやがみ)」とも呼ばれ、一の宮としての崇敬もあったのではないでしょうか。
五十猛命を祀る伊太祁曽神社はまさに 「木の国神話の社」 なのです。」伊太祁曽神社HPより

この他にも

大国主命が八十神に追われ、

五十猛命に助けてもらった神話など

出雲の国と縁がある神社だと分かりました。

和歌山の行き帰りは渋滞に遭うこともなく

楽しい家族旅行が出来ました。

 

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