閑谷学校
岡山にある歴史的建造物
旧閑谷(しずたに)学校を見学してきました。
旧閑谷学校は国宝や、
重要文化財に指定されている建造物で
是非、一度は見てみたいと思い、足を伸ばしました。
岡山に移動する際
米子道から見る大山が最高に綺麗でした。
![2009101200daisen.jpg](https://www.nishikoori.jp/images/2009101200daisen.jpg)
旧閑谷学校へ 行く道中
学校の数キロ手前に
入口を示す 「石門」があります。
![2009101201sekimon.jpg](https://www.nishikoori.jp/images/2009101201sekimon.jpg)
この石門、元々の高さは3.8メートルあり、
次第に埋まっていったようです。
旧閑谷学校へ 到着。
ここへ到着した第一印象は
「石垣が凄い」ことでした。
![2009101202shizutani.jpg](https://www.nishikoori.jp/images/2009101202shizutani.jpg)
この石塀は学校の周囲を取り囲んでいて
長さは765メートルにもなるそうです。
この石塀からは草が生えません。
石塀の中には丁寧に水洗いされた石のみが詰め込まれ
土を含まず、栄養素がないためです。
技術の高さが伺えます。
![2009101203ishibei.jpg](https://www.nishikoori.jp/images/2009101203ishibei.jpg)
学校向かって右手には閑谷神社があります。
閑谷学校の創始者
岡山藩藩主 池田光政が祀られています。
![2009101204shizutanijinjya.jpg](https://www.nishikoori.jp/images/2009101204shizutanijinjya.jpg)
![2009101205mon.jpg](https://www.nishikoori.jp/images/2009101205mon.jpg)
閑谷神社の瓦は他の瓦とは違い、
蝶の紋様が模られています。
なんとも美しい屋根でした。
![2009101206kawara.jpg](https://www.nishikoori.jp/images/2009101206kawara.jpg)
かわらの下、漆喰から出ているパイプは
万が一、瓦が割れたときでも
この穴から排水できるように、また、
天気が良い日にはこの穴から乾いた空気が入り、
屋根裏を乾燥させるために設けられているものです。
凄い。当時からこんな技術があったとは。
まるで外断熱住宅の屋根通気のようです。
続いて講堂。
国宝のこの建物は
歴史以上に重みを感じることができました。
![2009101207koudou.jpg](https://www.nishikoori.jp/images/2009101207koudou.jpg)
![2009101208koudou.jpg](https://www.nishikoori.jp/images/2009101208koudou.jpg)
![2009101209hiyokeyama.jpg](https://www.nishikoori.jp/images/2009101209hiyokeyama.jpg)
石塀と火除山(ひよけやま)の間を通り抜けると
資料館があります。
明治に建てられた新校舎だそうで
子供の頃に通った春殖小学校を思い出しました。
古い木造校舎に通った経験のある方は
当時の思い出にフィードバックされるところです。
![2009101210shiryoukan.jpg](https://www.nishikoori.jp/images/2009101210shiryoukan.jpg)
ここの名物
「しょうゆぶっかけソフト」
も堪能しました。
![2009101211shouyusofto.jpg](https://www.nishikoori.jp/images/2009101211shouyusofto.jpg)
名前に似合わず美味しい組合せでした(笑)