オロチ退治の酒
末娘は「明日の祝日はは冬休みの宿題が 終わったら遊びに行こう」
とお母さんに言われ、必死にデスクワークです(笑)
その息抜きに神話をめぐる散歩に出かけました。
お客様の近所にある布須神社です。
御室山にある布須神社は
スサノオノミコトとクシイナダヒメが祀られています。
「スサノオがオロチ退治に使う
八塩折(やしおおり)の酒を造るために御室を設け、
宿ったとされる地で、
この山の麓にある釜石は、
八塩折の酒を造った釜石であるの伝えられる。」
~「神々と歩く出雲神話」 藤岡大拙著~
農道からしばらく奥に行くと布須神社があります。
五八の石段を上がると拝殿があります。
神社に本殿はなく、
拝殿の奥に小さな鳥居がありました。
その先の御室山がご神体ということでしょうか。
神社の麓とあったので同じところに釜石があるかと思いましたが、
農道まで降りて斜め向かいの位置に釜石の上り口がありました。
どうも、この農道は切り開いたものらしく、
農道がつくまではひと山で繋がっていたのではないかと想像しました。
釜石までの上り口は雪が降ってからの足跡はありませんでした。
失礼、タヌキかキツネらしい足跡だけでした(笑)
長靴を持っていなかった私は
娘の足跡を頼りに上がりました^^;
しばらく行くと、釜石に到着。
本当に薪をくべるような穴になっていて
現実味をおびます。
神話の世界に引き込まれた午前の散歩でした。