地盤調査を行いました。

昨日は、建替え工事予定の敷地の地盤調査を行いました。

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地盤調査は、その地盤がどれだけの重みを支える力(地耐力)があるのかを調べるために行います。

地耐力が足りない地盤は、住宅などの重みを支えられず、地盤が沈んでしまい、建物が傾いてしまうことがあります。これを不動沈下と言います。

不動沈下を起こしてしまった建物を修正するには多額の費用が掛かる場合もあります。また、建物の価値も非常に下がってしまうので、不動沈下を起こさないために、地盤調査が必要となります。

もしも地盤調査を行った結果、「建物を建てるには地耐力が足りない」となった場合には、地耐力向上のための地盤改良工事が必要となります。

住宅の地盤調査の方法は、表面波探査法やスウェーデン式サウンディング試験(SS試験)などがあります。

今回は「表面波探査法」で地盤調査を行いました。

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表面波探査法は地面をゆらして、そのゆれの伝わる速さにより、地盤の硬さ軟らかさを判断します。

データの変化から、地層の境界を判別し、各層ごとに支持力がどのくらいあるかが分ります。

写真の右側の機械が起振器で、人工的に揺れを起こします。

左側の間隔をあけて置いてある二つの黒い円筒が検出器で、表面波の地中伝達速度を計測します。

車の中には測定機器やパソコンがあり、検出した数値をグラフ化します。

そのほか、地面に鉄の棒を突き立てたり、敷地周辺の地形を写真に記録したりして報告書作成の資料にします。

1時間半ほどで調査は終了です。

正式な報告書は後日になりますが、パソコンに現れるグラフを見ると、十分固い地盤のようです。

この表面波探査法での地盤調査、15年前から松江の事業者にお世話になってましたが、昨年引退されたため県内に事業者が無く、姫路からやってこられました。この後、米子市で1件調査を行って帰られるとの事でした。

正式な報告書を待って、基礎工事に掛かります。

 

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