“住宅内震災”を防ぎましょう!
13年前の「阪神大震災」では、タンスが倒れて下敷きになる、棚から落ちた花瓶でケガをするといったケースがたくさんありました。あなたの家は安全ですか?普段から家の中の安全をチェックして、“住宅内で起こる震災”を防止しましょう。
〇転倒防止器具は正しく設置しましょう!
家具の転倒を防止する器具が普及しています。しかし誤った使用方法では十分な効果は得られません。
転倒防止器具は、手前ではなく壁側に接するように奥にしっかり取り付けます。天井と家具との隙間に衣装箱などをびっしりと詰める方法も転倒防止には効果的です。本棚は、重い本は下のほうに、上には軽い本を置くようにしましょう。もっとも、家具が倒れてくるような所では寝ないのが一番良いのですが。
〇ベッドや布団の横には靴を忘れずに!
阪神大震災では、割れたガラスで手足や頭にケガをする人が大勢いました。窓ガラスや食器棚、人形ケースなどのガラスの全てに「飛散防止フィルム」を貼っておきましょう。枕元に底の厚いスリッパやスニーカーなどを置くのも重要ポイント。避難時に割れたガラスを踏んでケガをするのを防止できます。